自然栽培 of Life

農業未経験者が自然栽培に挑戦します。

面白い農家さんに会いました。

   

セレクトファーム齋藤さん

こんにちは。圭です。
先日、農業xITというフォーラムに参加して、面白い農家さんの話を聞くことができました。

その農家さんの面白い所は
1.やらない事がたくさんある。
2.注文しづらくしている。
3.自然栽培=安全だとPRしない

こんな感じです。面白そうですよね^^
数々の講演を聞いな中で、特に面白い講演でした。

1つずつ詳しく説明しますね。
(※紹介している内容は2015年12月時点に聞いたものです。現在は変更されているかもしれません。)

やらない事がたくさんある。

これは効率化とミス軽減の為に作業が徹底的に簡素化されているという事です。

商品は1つだけ

2,500円の商品が1つだけ。内容は穫れた野菜の詰め合わせ(お客さんは選べない)」です。

配送は週に1回だけ

注文が入ってもすぐには送りません。配送日は水曜日だけです。
これによってミスが減って、自ずとクレームも減るとのこと。
本人たちは「なるべく畑にいたい」という思いでこの売り方に決めたそうです。

2.注文しづらくしている。

販売方法はWebで行っているのですが、主たる集客ツールであるブログから注文フォームへのリンクがわかりづらい場所にあります。
およそブログ記事を4~5記事読むと気付く場所にあるそうです。
こんな事をする理由は「ファンの獲得の為」だそうです。
ファンになるとクレームや言いがかりは無く、安定したリピート注文が得られるそうです。

3.自然栽培=安全だとPRしない。

自然栽培によって残留農薬が無い事は良い事ですが、逆に自然栽培によって野菜自身の防衛機能が強まった場合、それが人間の体に悪い可能性があるようです。例えば、ジャガイモのソラニンは自己防衛毒として有名です。
このように「安全」だとPRして、覆される可能性ある事はPRしないとの事。
また味や残留農薬の数値計測もしないんだとか。これは大手企業が参入してきて抜かれたら終わりだから、だそうです。

以上です。
さて、このような状況でどのように売っているのでしょうか?(お話を聞く感じ、かなり成功されているようでした。)
その理由は、他の人が真似できない強み=生物学の知識でした。
大学院で植物学を学んだそうです。

Webサイトを見てみる

まず、何が面白いかというと、ブログが面白いです。

平然とたたずむ(ように見える)玉ねぎたち」より引用

最近の極寒状態にも、
平然と植わっているように見えます。

まあ実際は、
寒さに対応すべく細胞の浸透圧を上げるため、
光合成産物の少ない中必死にやりくりしているのでしょうね。

同じ場所にずっと植わり続けるためにも、常に変化し続けねばならないわけで。
赤の女王仮説

よくわからなくてすごそうに思えますね。これです。
生物学の知識は、読み手にとって知らない単語があるからすごそうに思えます。
また、野菜の気持ちが語られている(推測している)事で、野菜に人格が生まれて親近感を持ち、野菜を欲しくなるんじゃないかと思います(これは講演で言ってませんでしたが、僕は感じました。)
これで熱心なファンを獲得しているようです。

本当に面白い講演でした。
講師の齋藤さんのブログは下記です。
農場日記~セレクトファームの様子~

この講演はJAはくいが主催したフォーラムで聞く事ができました。
羽咋市の自然栽培普及に向けた活動が活発になってきました!

 - 就農前, 自然栽培の勉強