自然栽培 of Life

農業未経験者が自然栽培に挑戦します。

雑誌「自然栽培」のvol.4を読んで (2)タネの歴史、F1と固定種の違い

   

自然栽培vol4種の歴史

こんにちは。圭です。

先日も紹介自然栽培のvol.4はタネの特集号になっています。
今回はタネの歴史、F1と固定種の違いについて勉強したので紹介したいと思います。

現在主流になっているタネは交配種(F1種)

交配種とは掛け合わせの品種で、「強くて細いダイコン」と「弱くて太いダイコン」を掛けあわせて「強くて太いダイコン」が作られています。
交配種は1900年頃にメンデルの法則が再発見されてから盛んに作られています。
そりゃ、良いとこばかりなので、どの農家さんも交配種のタネを使った農法に移行していきました。

メンデルの法則とは

メンデルの法則には「交配すると両方の良さを持った子(雑種一世代)が出来る」雑種強勢と言われる特性があります。
先ほどのダイコンの例で「弱くて細いダイコンもできるのでは?」と思った方もいると思いますが、雑種強勢によって「強くて太いダイコン」が出来るのです。

交配種(F1種)のデメリットは?

良いところばかりに思える交配種ですが、交配してできた子(雑種一世代)から取ったタネを植えても(二世代目)は一世代のように育たない事がわかっています。
交配種は一世代限りのタネです。(F1種のF1は「First Final Generation」の略です。)
ですから、農家は毎年タネを買わなければなりません。
するとタネの市場が生まれました。市場を牛耳る者(企業)も現れました。

交配種のその後、遺伝子組み換え

更に今は遺伝子組み換え(GMO)のタネが作られています。
遺伝子組み換えをすると「青い薔薇」が簡単に作れ、交配種が数年間掛けて作られるのに対し、瞬時に作る事が可能です。
こうして作られたものの1つに「除草剤に強い野菜」があります。
遺伝子が組み換えられた野菜自体(遺伝子や酵素を含め)を食べても人体に害はありません。
しかし、農家が「除草剤に強いから」と言って、自分たちが楽をする為に除草剤が大量に撒く事になります。
その「残留農薬」が人体に危険なのです。

昔ながらの固定種のメリット・デメリット

かたや、昔ながらのタネは「固定種」と呼ばれます。
代々同じ品種を育て、タネを取り、植える。これを繰り返し、毎年良いタネを選抜していきます。
タネはその土地の環境に併せて進化する事がわかっていて、数年間をかけて土地にあった(良く育つ、収量の多い)作物になっていきます。
固定種を使えば交配種(F1種)に頼る必要が無いのですが、タネを取る面倒さや、環境変化の影響を受けやすい事から固定種の農家は少なくなっています。

タネ屋さん一覧

自然栽培 vol.4では、タネ屋さんの紹介や、自分が農家になった時の為に「タネの取り方」も掲載されています。

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