自然栽培 of Life

農業未経験者が自然栽培に挑戦します。

グローバルGAPの勉強会に参加してきました。

   

今日ははくい式自然栽培勉強会で「グローバルGAP」について勉強してきました。
(他にもミツバチの話しや、自然栽培の生産向上の為の実践の講義もあったのですが、仕事の都合で参加できませんでした。残念。)

グローバルGAPが一般人にも認知が広まったのは2020年東京オリンピックの影響ではないでしょうか。
僕は3/24(金)の「NEWS23」を見ていて知りました。
テレビでは小泉進次郎氏が「2020″五輪の食”が不足する」と警鐘を鳴らしていました。
ロンドンオリンピック以降、選手村で提供される食材にはGAP認証が必要になったのですが、日本の農家にGAP認証を取っている農家が少ないのだそうです。
テレビを見ていて心配になりましたし、逆にそこに自然栽培が普及する可能性があるのかなと思いながら見ていました。
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そして今日の勉強会。
株式会社ファーム・アライアンス・マネジメントの数納さんより約1時間でお話を聞くことができました。

日本のGAPの現状

GAP認証を持っている農家の数は約420農家(日本には200万農家あるので約0.02%)。
高校生が取った実績もある。青森県の五所川原農林高校が取得し、2016年には表彰されました。
年間40万円の更新料が掛かるのが農家にとって負担になる。
農作業の記録が必要で、その点も時間的な負担になっている。

グローバルGAPとは

何でもそうですが、各国で独自のルールがあります。
ある国では重要視する事が、ある国では違ったり。
(日本には3秒ルールなんてものもありますね笑)
国々で文化も言語も違う中、世界で通用するルール作りが進められ「グローバルGAP」が誕生しました。
グローバルGAPの3本柱は、(1)食品の安全 (2)労働の安全 (3)環境の安全 です。
(1)食品の安全については、農薬や、最近(ウイルス)、異物混入についての取り決めです。
最近でも海苔を食べた小学生がノロウィルスで病院に運ばれたり、カップ焼きそばにゴキブリが混入した事件がありました。
(2)労働の安全については、社員が気持ちよく働ける事、意見を話せる環境、等のルール。
例えばブラック企業で社員が「こんな会社嫌いだし、異物混入させちゃえ」とかがあってはいけませんし、外国では子供が労働を強要されている例もあり、そういった事を排除する為です。
(3)環境のルールについては、そのままで、地球環境への配慮です。

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グローバルGAPは品目毎に取る必要があります。農家単位ではありません。
認証を受ける為に遵守すべき項目は、青果物では218項目。お米だと200弱だそうです。
青果物はそのまま生食で食べる事があるのに対し、お米は加熱して食べるので安全面のリスクが低く、項目数が違います。
項目の中には、事故を起こしてしまった時の回収オペレーションの作成、等も含まれるそうです。

JAはくいの動き

JAはくいでは、お米でのグローバルGAP取得を目指すと粟木さんがおっしゃっていました。
また、2020オリンピック選手村の食事に採用されるのは現状で既に厳しいそうですが、オリンピック・パラリンピックを含めて可能性を探っていくそうです。

羽咋市には、グローバルGAPの認証取得をぜひ推進してほしいと思います。
自然栽培が更に広まる為の1つの要因になると思います。

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逆に、個人でやっていて、近い距離でのみ商売をしている農家さんにグローバルGAPは不要なものだと思います。
グローバルGAPは安全面でのルールであり、味やこだわり、やる意義といった事は対象ではありません。
おいしいお米、思いを込めて作られた野菜は変わらず売れ続けます。

グローバルGAPについてはこちら
グローバルGAP協議会

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